・・・・・・。

2004年4月16日
ある映画監督が逮捕されました。
彼の作品の全てを見たわけではありませんが、私の好きな監督の一人です。

青春時代の一瞬の輝きを表現できる人は、
青春を過去のものとして懐かしむ人ではなく、
何歳になっても、10代の頃のみずみずしい感性を
持ち続けている人だと思うし、
また、天才の感性は、やはり狂気と紙一重なわけで、
こういうことがあっても不思議では無いのかもしれません。

もちろん、彼のしたことは、許されることでは無いし、
法の元に正しく裁かれるべきでしょう。

気になるのは、彼の作品がどういう扱いを受けるのか?ということ。

映画は、監督だけのものではなく、
制作にかかわった出演者やスタッフのものでもあり、
また多くの芸術作品がそうであるように、
世に問われた瞬間から一人歩きを始め、
作品に感動を覚えた受け手のものでもあるわけです。

少し前の話になりますが、あるシンガーソングライターが、
麻薬取締法違反で捕まったときに、彼のCDが店頭から消えました。
正直、過剰反応だと思いました。
今となっては、そのとき何が起こったのか、知る由もありませんが、
その後の彼が、2003年の最大のヒット曲を生み出したのはまぎれも無い事実です。

今回はどうなるのでしょう?
映画館での上映や、TVでのOAのスケジュールに影響が出るのは
仕方がないと思いますが、
パッケージソフトが店頭から消え去るのだけは、避けてほしい。

世の中から彼の作品を抹殺するようなことになれば、
その作品に感動した人の思い出さえも否定することになりかねません。

是非慎重な対応をお願いします。

※未発表の作品が実は一番気になるんだが・・・。

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